劇場:本多劇場
出演:横堀悦夫・今井和子・大家仁志・小豆畑雅一・宇宙 他
作:マキノノゾミ 演出:宮田慶子
お勧め度:★★★★
明治38年、日露戦争の勝利に沸く四国辺のとある城下町
山嵐、野だいこ、うらなり、マドンナ、狸、赤シャツと、
夏目漱石の小説『坊っちゃん』と登場人物は同じでも主人公は赤シャツなのだ。
しかし坊っちゃんは出てこない。
ほんの些細な行き違いから誤解が誤解を生んでいく。
主役の座についた赤シャツの運命やいかに…
マキノンゾミ「文人三部作」完結編
当初行く予定はなかったのだけど ユース会員の親が行けなくなったらしく急遽ピンチヒッターで行ってきた。
どうもHP見る限り 最後の東京公演?見られて良かったかも。
地方公演前直前の東京公演と言うことで通常の公演日数よりかなり少ない。
この作品 初演から欠かさず観ていることになるんだけど。。。
結果としては今回のが一番良かった。
前回は今井さんに初演以来同役を務めていた 長谷川稀世さんの陰がちらついていて、しっくりこなかったんだけど 今回はばっちり。
今井さんらしさが存分にでていて良かったです。
宇宙(たかおき)さんのうらなりも 私は好き。
小豆畑さんも大家さんも芸達者だし、横堀さんは八方美人の赤シャツにしか見えない。
とってもとっても良い作品なので 東京ラストは惜しいですね。。。

2010,07,02 Fri 10:20
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