劇場:俳優座劇場
出演:鈴木ほのか・米谷毅彦・畠中洋・加藤忍・大原康裕・執行佐智子・石波義人・山田里奈
作・作詞:アラン・エイクボーン 作曲:ジョン・パティソン 演出・訳詞:宮崎真子
お勧め度:★★★★★
ロンドン郊外の大富豪ハクスタブル邸。長女アマンダの元・夫で売れない画家のロバートは、裏庭のサマーハウスに、再婚したアマンダが新婚旅行で留守にする間だけ住まわせて貰っていた。アマンダ夫婦が急遽帰ってくることになり、屋敷を追い出されることになった失意のロバートが泥酔し、自分の描いた『美女と野獣』の挿絵・ベルに歌いかけると、目の前にベルが現れ……。現実と物語の世界が混ざり合うなか、それぞれの恋の行方は!?
日常の中でその存在が近いがゆえにおろそかになったり、受け取ることができないでいる身近な人への愛情を描くユーモアたっぷりの音楽劇。ファンタジックでキュートな恋の物語。 。
初演も観たかったのだけど 気づいたら終わっていて。。。
「行かない」と決めた畠中さん作品ではなくて 見逃している珍しい作品w
初日に参戦。
久しぶりの俳優座劇場。
友人との観劇だったので、開演前にミッドタウンの地下にある魚のお店でしっかりご飯を食べてからGo!
夫とだと なかなか 行けない感じのお店なので 堪能しました。
さすがに初日なので 関係者っぽい方がぞろぞろいらっしゃいました。
で 舞台。
これは 原作の問題なのか演出の問題なのか(まぁ 多分両方)かなり唐突に感情や人格が変わるのに戸惑い気味。(アラン・エイクボーンだしw)
でも その辺は実力者が揃っているので かなりカバーされているかな?
ほのかさん演じるベルは おとぎの国からやってきたので(この辺「魔法にかけられて」みたいw)歌を歌わないと会話ができないという設定で 時にまるでオペレッタのような台詞回しで 主にほのかさんと畠中さんの歌が堪能できる舞台。
ほのかさんが 可愛くてきれいで 見とれちゃいました。
畠中さんは なかなか一人の人格として考えると 突飛な感じの役柄なのですが リアリティを感じさせるところがすごい。
あとは加藤忍さんの音痴っぷりが すごかったですw(役の設定の上で。終盤きちんと歌を聴かせてくれます)
いつも思うのだけど 音痴に歌うのってかなり大変なんじゃないだろうか?
全体的には 風刺のきいたコメディといった感じで とっても楽しく時間を過ごすことができました。
満足満足♪
初日と二日目半額に乗せられて(なんせ一枚2800円ですもの)初日に参戦したのだけど 客席がちょっと寂しい感じだったのが残念かな。。。
月末近い平日とは言え 3000円でお釣りくるのにね。。。
現在 サマーハウスの夢のカンパニーは 地方公演まっただ中。
良い舞台になっていると良いな~♪

2009,09,28 Mon 11:33
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